周りの結婚に焦って出会い系サイトに登録

私は現在31歳独身です。28歳の時、周囲の友達が全員結婚してしまい焦って結婚相談所に登録したり、出会い系サイトに登録しました。

今まで2人の男性とお付き合いしましたが、どちらも将来を考えられるような人ではなく、仕事が忙しくなったりお互いに都合が悪くなって別れました。

インターネットで出会えるとは思っていませんでした。しかし、私が直接ナンパや声をかけることができないように、同じ考えの男性がいることに気付いたのです。

出会い系サイトに登録して2週間。年齢と職種、独身男性と出会いたい旨を記載して、シンプルなニットを着た写真を載せておきました。そして彼から「学生時代に好きだったものは何ですか?」とメッセージがきたのです。

他の方々からのメッセージはたいてい「いつ頃が空いていますか」や「エッチできますか」などだったので、とても印象に残っています。返信すると「気が合いそうですね」ととてもほっこりする返信があり、こんな風に恋愛だけを意識せずに男性と会話するのは久しぶりで新鮮な気持ちになりました。

彼と実際に会って気持ちはさらに盛り上がるが…

around30_01

それからすぐ、ケータイのメールを教えあい3ヶ月程、毎日メールだけのやりとりをしていました。彼氏ができたような気持ちになり、初めて彼が会いたいと誘ってくれた時は嬉しくて親友に電話した程でした。恋をしている、そんな久しぶりの感覚で友人も笑っていました(笑)

彼に初めて会うので、下着を買い、フレアスカートにミドルヒールのバレエシューズ、Vネックのシンプルなニットを着て行きました。彼は色の白い、中肉中背で育ちの良さそうな落ち着いた雰囲気でした。

毎日メールをしていたので、会話が途切れることはなく、ランチを食べてモールや海辺の公園を散歩して、彼のおすすめだというイタリア家庭料理のお店へ連れて行ってもらいました。

私も彼もよく喋るタイプだったのか終始笑って過ごして、とてもとても楽しかったです。彼はお酒が強く、白ワインで乾杯してから赤ワインやイタリアビールなどたくさん飲んでいました。私はお酒があまり飲めませんがそれでも共通の会話や全く知らない話をしてくれ、できれば付き合いたいと思うようになっていました。

私はどちらかというと、ぽっちゃりです。日本人らしい顔をしていますし、美人ではありません。彼は綺麗な二重につるんとしたお肌、細身ではありませんが、きっと子供ができたら可愛くなるだろうなと思える顔立ちです。

私の気持ちはすぐに盛り上がって、彼のペースをつかんでいなかったようでした。3度デートしましたが、お付き合いして欲しいと言われず、私は焦っていました。自分から誘惑するか、告白しなければ、と血眼になっていました。

彼からのメールの返信がいつもより遅いと気持ちが不安定になったりしたので、もう私から告白することを決めました。

しかし次のデートの予定を聞くと、「仕事が今忙しくて次休みがいつとれるか分からない」と言われてしまいました。私はショックで、もしかしたらこのままフェードアウトされてしまうのかも??と思いました。彼は優しいので、私が好みではなかったとしても傷付けずにいなくなるような気がしたのです。

午前中に何度か着信を残すと夕方に電話が来て「本当にごめんね。新しいプロジェクトが難航してて」と言います。私は「本当は会って言いたかったんだけどあなたのことを好きになってしまって。なかなか会えないのが辛くて。」と、素直に言うと「分かった」と。わ、、、分かった?どういう返事??あぁ、やっぱりダメなんだ、と沈んでいました。

まさかのサプライズで交際へ!

around30_02

金曜日の夜でした。急に彼から「今電話いいかな?」と、メールが。私の告白から3日経っていました。少し腹を立ててもいましたが、好きになってしまった彼、電話を受けました。「今からウチに来ない?」「え?」「明日急に休みをもらえてね、どうかな?」戸惑いましたが、先を知りたくて、支度しすぐに出かけました。彼のマンションを知ってはいましたが入るのは初めてです。

4つ年上の彼は仕事を頑張っているので、素敵なお部屋に住んでいました。調度品はシンプルで木目のものがおおく、落ち着いた彼にぴったりの部屋。マンションに着いて、開けてもらい部屋へ。

リビングの電気を消され、驚きました。するとホールケーキにロウソクを灯した彼があらわれて「お誕生日おめでとう。俺から言いたかったのに言わせてごめんね。俺も君が好きだよ。結婚を前提に付き合ってください」と言われたのでした。

でも、私の本当の誕生日は来月。私がサイトに一ヶ月間違えて書いた誕生日を真に受けて、祝ってくれたのです。でも、本当に本当に幸せで、出会い系で結婚相手に、しかもこんなにも好きになれる人に会えるとは思っていませんでした。その夜、私達は結ばれついにお付き合いすることになったのです。

ここから2年程は、彼は海外への出張や仕事が予定されているので2年後以降に結婚しようと計画しています。「分かった」と素っ気ない返事をしたのは、そばに先輩がいたからだと照れて話す彼が愛おしくて、ますます幸せがつのる私なのでした。