live

私は前の夫の不倫が原因で離婚をし、バツイチの子無しでした。

次の恋にいきたい気持ちはあったのですが、信じていた夫に裏切られ、男性に対して不信感を抱いていました。

当時、私が32歳の頃でした。職場の同僚からの紹介で恋活サイトの「PCMAX」に登録しました。

年上男性と好きなアーティストで意気投合

私はとあるアーティストの大ファンで、ライブにはかかさず行っていました。

しかし、知名度の低いアーティストである為、友人にファンはいなく、ライブには一人で行っていました。

ある日、そのアーティストの曲やライブではなく、デビューまで辿ってきた人生について日記に書き込みをされている方がいました。

こんなに深い話をされる方は珍しくいなと思い、私自身もそのアーティストのデビューまでの努力や人生観に尊敬していたので、この話ができるのはとても嬉しく、メールを送りました。

すると、彼の方からもそこまで知ってる方がいるとはという返事がきて、もっと話がしたいと思いました。

プロフィールを見てみると、彼は私の2つ上の34歳で、住んでいる場所はそれほど遠くないこともわかりました。

近々ライブがあったので、ライブの話をしてみると、一人で行くと。

それであればと思いきって「良ければ一緒に行きませんか」と誘ってみました。

彼からは即OKのお返事がきました。この時点では好きという気持ちはありませんでした。

アーティストのファンの男友達ができる、年も2歳差なので話しやすいだろう、なによりもっとアーティストの話がしたいと思っていました。

それに30歳以上の男性で独り身の方はそんなにいないと日頃より思っていました。

彼と一緒にライブとイタリアンのお店へ

ライブ会場すぐ近くのコンビニ前で待ち合わせをすることになり、特にいつもと変わらぬメイク、ライブなので動きやすい服装で向かいました。

到着すると背が高くやせても太ってもいない普通体型の男性が立っていました。Tシャツにジーパンと、ライブにあった服装で、キリッとした顔立ちの方でした。

私が相手のハンドルネームで声をかけると、キリッとした顔がふにゃっと笑顔になり、とたんに優しそうな雰囲気になりました。

メールでの雰囲気とかわらず話しやすそうな方だと安心し、特にそれ以外に思ったことはなく、楽しみですね、なんて他愛ない話をしながらライブ会場に向かいました。

ライブ会場はあまり広くなく、人数はそこそこいたので彼との距離が近くなりました。

入場から開演までの時間は30分ほどあり、いつもは一人でぼーっと待ってましたが、この日は待ち時間も楽しい話を沢山して楽しかったです。

大丈夫ですか、息苦しくないですかなど、気を使ってもくれました。

ライブ中はぶつかっては笑いあったり、小さな声で知ってる裏話をしたりと楽しんでいました。

お互い汗まみれになってライブが終わり、この後感想を話したいからご飯でもどうですかと誘ってくれました。

もちろん私はOKし、ライブ会場から10分ほどの個室イタリアンのお店に連れていってくれた彼。

個室が良いといったのは煙草の煙が苦手な私の希望です。個室に入って二人きりになると、急にドキドキしたのを覚えています。

別れた夫以外の男性と個室で二人きりになることが約10年ぶりだったのです。

彼に良かったのか、彼女や奥さんに悪くないかなと思い、個室を希望してしまったことを謝りました。

すると、彼から彼女も奥さんもいないということを告げられました。男性しかいない職場であり、忙しく全く出会いのないまま過ごしてきたそうです。

そのまま話の流れで、私も彼も夫もいないことを伝えました。

私はドキドキしたままライブの感想や、アーティストの古い話をしつつも、彼の仕草や表情を見ていると、この人と一緒なら楽しいと思っていました。

彼自身の話も聞いたり、私自身の話に気を使って聞いてくれていることも伝わってきたりと、彼の人柄の良さが見えてきて、もっと知りたいと思ってきました。

お店を出た後、楽しかったのでまた会えたら嬉しいと伝え、駅で別れました。

彼からの誠実な告白に号泣

その後も彼とはアーティストの話でやり取りが続きました。

もう本当に楽しくて、連絡がくる度に喜んでいました。

私は思いきって会いに行きたいと、そのまま伝えたところ、自分も同じことを考えていたと返してくれ、会うことになりました。

彼より私の方が時間の調整がし易かった為、私から彼の家の近くに行くことになり、個室居酒屋に行きました。

前のようにアーティストの話をしながら二人で盛り上がっていましたが、急に彼が静かになったのです。

たくさんお酒を飲んでいたので具合が悪いのか、どうしたのか聞いてみたところ、返事に驚きました。

「あなたが男性に対して不信感を抱いていることは分かっている。それでも好きになってしまった。信頼させられるよう努力するので、お付き合いしてくれませんか」と。

嬉しくて号泣してしまいました。夫からの裏切りによる傷は完全に消えていませんでしたが、私はとっくに彼のことを好きになっていたのです。

それから彼の家で同棲中です。結婚についても話をしていて、今とても幸せです。